2008-01-15 『鬼灯』写真館 治から怪しげなダンボールを預かるよう依頼されたひとみ。「昔から、砂浜に立っているときと同じだぞ、お前は。 波に足元の砂を掬われてバランス崩していく…」 「なるほど、あんたって記者向いてないんだ、詩人になん なさいよ」 火炎瓶の爆発音が鳴り響く1969年1月19日の安田講堂。 そこにいるのはゲバルトスタイルの伸之と友昭。 上手で眺めているのは現代の友昭。「なんか、子供の頃の林間学校のキャンプファイヤーみた いだ、ねぇ伸さん」 「もーえろよもえろーよー、ははは」